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「5万円突破で明らかにバブルの日経平均」と「ばく進中の高市首相人気」はいつ崩壊し、終わりを告げるのか

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  • 小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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日米首脳会談も「成功が必然」だった(写真:ブルームバーグ)

日経平均株価は10月27日に5万円をあっという間に突破し、その後も上昇中。とどまるところを知らない。一方、高市早苗首相もばく進中で、海外でも「高市トレード」という言葉が駆け巡り、国内の「高市内閣の支持率」はどの調査でも軒並み高い。さらにドナルド・トランプ米大統領との首脳会談も大成功とメディアも絶賛。株も高市首相も、どこまで舞い上がっていくのか?

「舞い上がりすぎだ。すぐに落ちる」、と言いたいところだが、これまでの私の予想はすべて大外れ。「日経平均5万円は行かない」と言った翌週に軽々突破され、「高市政権はない、破綻する」と言った瞬間から支持率急騰。

もう私の予想で紙面やネットを汚すべきでない。そこで、なぜ、私は予想を大外ししたのか、いや、そんなことより、なぜ株価はここまで上がり続けるのか、高市政権はなぜ成立し、スタートでは大成功を収めているのか。その理由を今回は考えたい。この分析が、今後の株価と政権の持続性の予測に対して指針を与えてくれることになるだろう。

「高市トレード」はレバレッジにすぎない

まず、株価は簡単だ。高市トレードは1つのレバレッジにすぎない。基本はアメリカの株価が再度上昇したからだ。そこへ、高市政権誕生、予想外の過半数獲得、支持率上昇、日本は変わった、という雰囲気の変化が、株価の上昇幅を増大させている。

要は、上昇基調にお祭りが重なった、ということだ。さらに、アメリカの株価再度上昇は、AI、半導体、ハイテクだから、アドバンテストをはじめ、日経平均の中でウェイトの過剰に大きい銘柄が上昇し(10月29日には、アドバンテストは前日比22%高で、同社だけで1070円分日経平均を押し上げたと言われる。これはその日の上昇のほぼすべてだ)、日経平均は見かけ上、異常な大幅高となっている。

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