
昭和時代の大阪にタイムスリップ
東京から、たまに大阪を訪ねると、毎度、街の大きな変化に驚く。
今から10年近く前、久しぶりに大阪駅前に降りたつと、そこには以前知っていた場所とは異なる風景が広がっていた。一帯は「グランフロント大阪」という再開発でできたまったく新しい街並みに変貌していたのだ。【2025年9月2日10時50分追記】一部、上記のように修正しました。
また、天王寺駅前に行ってみると、巨大な超高層ビルが建っていて驚愕。それは当時日本一の高さの「あべのハルカス」だということがわかった。
最近の大阪でも、大阪駅前には、グランフロントに続く「うめきたエリア」開発の第2期「グラングリーン大阪」がオープンし、中之島に新たな美術館ができるなど、大阪不案内な東京者が訪ねていけば、街のさらなる変化にたまげてしまうはずだ。

大阪は、東京とはまた違う都市の歴史に沿って築かれてきた街だ。昭和戦後の時代、東京は戦後復興、東京オリンピックに向けての都市改造という道を歩んできたが、大阪は1970年万博が高度経済成長期における都市開発の大きな起爆剤となった。
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