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「東大と吉本が組む」不思議な組み合わせの狙い 地方にどう貢献するか、笑いと頭脳で取り組む

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別府公園を会場にする謎解きゲームに一緒に挑戦する芸人・青木マッチョと参加者たち(筆者撮影)

東京大学と吉本興業が2021年に立ち上げた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」。学生が多様な価値観や文化に触れることを目的にする東大の体験型教育活動「体験活動プログラム」の一環であり、これまでも“知”と“エンターテインメント”をかけ合わせたさまざまな取り組みが実施されてきた。

11月17日には、同プログラムの1つとして、大分・別府市の市制100周年を記念する「2024別府市福祉まつり・市民と消防のつどい」にて、観光地周遊型の謎解きゲーム「東大×よしもと 別府公園ナゾトキ挑戦状 幻の謎解き倶楽部に入団せよ!」が開催された。市民や観光客を巻き込んだ大型イベントの背景には、別府市の未来を見据えたブランディングがある。

東大生の知性と芸人の発想力で地方創生

今回の謎解きイベントは、東大生と吉本芸人が企画・制作を担った。東大生の知性と芸人の発想力が混ぜ合わさった60問のクイズが別府公園の各所に散らばり、参加者は公園を周遊しながら制限時間内にできるだけ多くの謎を解いて、ポイントを加算していく。

イベントはストーリー仕立てで、幻の組織「東大×よしもと 謎解き倶楽部」への別府入団試験という設定になっている。難易度の異なるクイズをいかに効率よく時間内に答えてポイントを積み重ねていくかがカギだ。規定ポイントを獲得して、謎の会長を見つけ出し、印をもらって団員として認められると、団員認定証が送られる。また、1000ポイントを獲得すると特別団員証が授与される。

企画からクイズ作り、当日の運営まですべてに参加した東大生6人と、大分県住みます芸人の野良レンジャー、謎解きクイズ芸人を自負するお笑いコンビ・かけおちの青木マッチョ、ランパンプスが、イベント参加者のサポートを行った。

別府公園で開催された「2024別府市福祉まつり・市民と消防のつどい」と「東大×よしもと 別府公園ナゾトキ挑戦状 幻の謎解き倶楽部に入団せよ!」(筆者撮影)

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