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ソニー、パラマウント買収ならず業界が安堵の訳 買収合戦に競り勝った41歳大学中退男の正体とは?

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  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト

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数々のヒット作を送り出してきたパラマウントが買収されることになった(写真:The New York Times)

ハリウッドをさんざん振り回してきた案件が、ようやく落ち着いた。巨大マスメディア・エンターテインメント企業であるパラマウント・グローバルが、映画制作会社のスカイダンス・メディアに買収されることになったのだ。

パラマウント・グローバルは、パラマウント・ピクチャーズやメジャーネットワークのCBS、MTV、配信プラットホームParamount+などを抱える。映画においては、112年の歴史を誇り、『ティファニーで朝食を』、『ある愛の詩』、『ゴッドファーザー』、『チャイナタウン』、『トップガン』など数々のヒット作を送り出してきた。

一時はソニーも買収を目論んでいた

一方、近年は大きな負債を抱え、ラインナップも薄く、メジャー映画スタジオの中でも競争力が落ちていた。そんな彼らに狙いを定める人々は少なくなく、メディア業界の大物バイロン・アレンは昨年から買収を打診していたし、一時はライバルスタジオであるワーナー・ブラザース・ディスカバリーも合併についての話し合いを持っている。

今年春には、日本のソニーも、米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントと組んで買収オファーをしたと報じられた。つまり、パラマウントの買収は「あるのかないのか」ではなく、「いつ、どこに決まるのか」という状況だったのだ。

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