徳川と激突「大坂夏の陣」豊臣軍の"壮絶な最期" 勝利のために最期まで戦った豊臣家の家臣たち

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

大坂方は、道明寺の戦いで後藤又兵衛・薄田兼相を、若江の戦いでは木村重成を失った。

豊臣秀頼が自害し、戦は終結した

長宗我部盛親軍が藤堂部隊に打撃を与えることもあったが、全体的に見ると大きな戦果があったわけではなく、大坂方は大坂城に引き上げていく。

城が徳川の大軍に包囲されるのは時間の問題であった。その後、大坂城に殺到した徳川方。堀などを埋められた大坂方にそれを防ぐ術はなく、5月8日に豊臣秀頼は自害し、大坂夏の陣は終結した。

(主要参考文献一覧)
・曽根勇二『大坂の陣と豊臣秀頼』(吉川弘文館、2013)
・笠谷和比古『徳川家康』(ミネルヴァ書房、2016)
・藤井讓治『徳川家康』(吉川弘文館、2020)
・本多隆成『徳川家康の決断』(中央公論新社、2022)

濱田 浩一郎 歴史学者、作家、評論家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

はまだ こういちろう / Koichiro Hamada

1983年大阪生まれ、兵庫県相生市出身。2006年皇學館大学文学部卒業、2011年皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。専門は日本中世史。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員、姫路日ノ本短期大学講師、姫路獨協大学講師を歴任。『播磨赤松一族』(KADOKAWA)、『あの名将たちの狂気の謎』(KADOKAWA)、『北条義時』(星海社)、『家康クライシスー天下人の危機回避術ー』(ワニブックス)など著書多数
X: https://twitter.com/hamadakoichiro
 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事