学習管理SNS「Penmark」の運営企業が13万8618人にアンケート
高校生向け学習管理SNS「Penmark」を運営しているペンマーク(東京都目黒区、横山直明代表取締役)が、ユーザーの現役高校生にアンケートをしたところ、大学受験の情報収集手段の1位はオンライン学習プラットフォームであることがわかった。
このほか、高校生の通塾率は約17.1%で、通っている学習塾の1位は河合塾(36.0%)であることも判明した。
ペンマークは全国9000校に学習管理アプリを提供し、150万人の生徒にサービスを展開している。今回、高校生のリアルな生活やトレンドについてアンケートを実施、利用者約13万8600人から有効回答を得た。
デジタル化とオンライン教育の普及を反映
アンケート結果によると、大学受験の情報収集方法は「オンライン学習プラットフォーム(50.7%)」が最多で、コロナ禍によって進展したデジタル化とオンライン教育の普及を反映する結果となった。一方、「塾の先生」や「その他予備校運営のサイト」からの情報収集は12.1%と低い割合になった。
「学習塾に通っていますか?」という問いには、「通っている」が17.1%、一方で「通っていない・通う予定もない」は58.1%に。対面授業の学習塾よりも、オンラインで学べるプラットフォームの需要が増加していることがうかがえる。
現在通っている学習塾については、1位が河合塾(36.0%)、2位が東進衛星予備校(22.1%)、3位が東進ハイスクール(20.6%)という結果に。河合塾は高校1年生でも35.4%の利用率を占めている。また、東進衛星予備校・東進ハイスクールを合わせるとすべての学年で40%以上の生徒が選択しているようだ。