｢ゴシップ｣の排除が勝てるチームを作る深い理由 ネガティブな態度とゴシップはがん細胞となる

ポジティブな態度を心がけ、他のメンバーが自由に考えて働けるような環境を促進しなければならない。向上心があり、新しく学んだことを会社のために生かそうとする人たちが集まったチームをつくれば、ワークフロー、生産性、従業員ロイヤルティ、従業員満足、成長、収益など、会社のあらゆる側面で優れた結果を出すことができる。

以上を考えれば、豊かさを引き寄せてビジネスのチャンスを創造しようとしている人なら、ネガティブな態度とゴシップを排除して当然だろう。

さらに重要なのは、がん細胞に従業員が侵されないようにする施策を導入することだ。

その例をいくつか紹介しよう。

ネガティブな態度（そしてそれに燃料を注ぐゴシップ）は、ビジネスの成長を妨げ、個人の関係にとっても害になるがん細胞だ。だからこそ、つねに数字よりもポジティブな態度を大切にしなければならない。

数字をもとに決断するのは、人間関係にとってベストの選択にならないだけでなく、ビジネスの契約でも、豊かさの引き寄せでも、無限の可能性を創造するうえでも、間違った選択肢になる可能性がある。

「ゴシップ禁止」のルールにサインしてもらう

あなたの組の中にゴシップの居場所を与えてはいけない。ゴシップはネガティブな態度を生み、悪いエネルギーに満ちた環境をつくる。

ネガティブな人とは、仕事でも、プライベートでも、関わってはいけない。丁重に、愛を持って退場してもらえば、おたがいに恨みを持つことはないだろう。彼らはハッピーで、あなたもハッピーだ。

自分の周りにポジティブな人たちを揃えよう。あなたを向上させてくれる人、あなたを信じてくれる人だ。ネガティブな人に出会ったら、できるだけ早く距離を置く。あなたの価値は、つねに周りにいる人の価値の総和で決まるのだ。

ゴシップは、職場をネガティブな環境にするもっとも大きな原因の1つだ。だから私は、職場で「ゴシップ禁止」のルールをつくり、従業員にサインしてもらうことを推奨している。参考までに、ペンシルベニア州弁護士会のゴシップ禁止ポリシーを紹介しよう。