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「スリランカ人死亡」で再び露呈した入管の非道 日本は出入国在留管理庁に権限を与えすぎだ

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  • レジス・アルノー 『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員

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記者会見に応じる、名古屋入管で死亡したスリランカ人のウィシュマさんの妹のワヨミさん(写真:共同通信)

スリランカ人のラトナヤケ・リャナゲ・ウィシュマ・サンダマリ(以下「ウィシュマ」)さん(33)は沼津市の交番に駆け込み、パートナーによるドメスティック・バイオレンス(DV)から逃げてきたと訴えた。誰がどう見ても被害者である彼女だが、ビザが切れていたことを理由に、警察は彼女をまずは犯罪者として扱った。

警察はすぐに彼女の身柄を拘束し、名古屋出入国在留管理局に照会。その後、ウィシュマさんは名古屋入管に収容されることになる。

精神科医の勧告すら聞き入れず

名古屋入管への収容はウィシュマさんにとって終わりの始まりに過ぎなかった。半年後には体重が20キロも減り、自力では歩けず車いすを使用するようになり、面会ではいつ嘔吐するかわからないのでバケツを持ってくるようになった。

しかし、名古屋入管にとって、それらはウィシュマさんの釈放を認めるに十分でなかった。面会時の彼女の健康状態に衝撃を受けた支援者たちの訴えも届かなかった。彼女が亡くなる2日前の3月4日に精神科医が出した収容解放の勧告も聞き入れなかった。

ウィシュマさんが交際相手のDVから生き延びられていたかどうかはわからない。しかし、DVから逃れようとした彼女が入管施設内で死亡したことは確かだ。ウィシュマさんだけでなく、2007年以降、18人の外国人が入管収容中に死亡している。

出入国在留管理庁は、ウィシュマさんの死亡事件に関する中間報告の中で、適切なアドバイスを受けられなかったことが原因であるかのような記載をしている。ウィシュマさんの悲劇的な結末は、警察と法務省だけの責任ではないと言いたいのかもしれない。

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【DVを行っていた男性は今】

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