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ローンを組む人が見落とす家計の「バランス」 家計のバランスシートで丸裸になる家計状況

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  • 西村 隆男 横浜国立大学名誉教授、経済学博士

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家計を「バランスシート」で見てみましょう(写真:freeangle/PIXTA)
大きな買い物をするときに、ローンを組むのは一つの方法です。しかし、借りすぎてしまう人も少なくありません。複数のローンの支払いが重なって、家計を圧迫してしまうことも。そのような失敗をしないためには、どうしたらいいでしょうか。横浜国立大学名誉教授である西村隆男氏の著書『経済的自由への道は、世界のお金の授業が教えてくれる―人生の選択肢が広がるパーソナルファイナンスの教科書―』から一部を抜粋・再構成してお伝えします。

負債を利用すべきか?

会社が新しく事業を始めるときや事業を拡張しようとするとき、その資金を調達するために金融機関から融資を受けたり株式を発行したりします。個人でも、より快適な生活を実現しようと、新たな住居や家電製品を購入したり、車を買い替えたりしますが、大きな買い物になればなるほど、すべてを自己資金で賄える人は稀でしょう。

そのようなときは、クレジットやローンといった負債を利用する方法があります。必要な資金が貯まるまでは購入しないという選択もできますが、これから将来にわたってその商品を活用することで得られるベネフィットを考えると、負債を利用してでも早く商品を入手したほうがいいと判断してもおかしくありません。

多くの人にとって人生で最も大きな買い物となるのは、おそらく住宅ではないでしょうか。マンションや戸建ての中古物件であっても、大都市圏やその近郊であれば最低でも2000万~3000万円はするもの。高額な物件ほど自己資金だけでは入手できないので、住宅ローンを借りようと考えている人は多いはずです。

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【共働き夫婦が5年後に住宅を購入する場合】

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