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合理的な人ほど「お客は神様」と考えない 英国のバス運転手が乗客に文句を言えるワケ

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  • 山嵜 一也 建築家。山嵜一也建築設計事務所代表

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英国流の「無理をしない」働き方とは?(写真:rabbit75 / PIXTA)
仕事相手やお客様から理不尽な要求をされたり、無茶な要望に振り回されたり……きまじめな日本人ビジネスマンは、ストレスを溜め込みがち。そんな状況の解決策は、「英国人の働くスタンス」にヒントがあるかもしれません。
『イギリス人の、割り切ってシンプルな働き方』の著者で、英国で12年間、建築家として活動した山嵜一也氏が、そのポイントを紹介します。

英国流・ストレスのない働き方とは?

イギリスはよく「成熟国」「紳士の国」と言われますが、そこで働く人たちには、「明るいうちからパブで飲んでいる」「あんまり働いていなさそう」などというイメージがあるようです。

しかし、私がロンドンの建築設計事務所で働きながら、さまざまなタイプのイギリス人と関わることで持ったイメージは少し違います。彼らを通して見えてきたのは、「成熟国に暮らす人たちの知恵」でした。

そのうちのひとつに、イギリス人は一様に“肩の力を抜いて働く”ということがあります。言い方をかえれば、「無理な成長は目指していない」のです。無理なことを無理してやらない。その結果として、淡々と成果を上げることができているようなのです。

そう考えるときにいつも思い出すのが、日本人が「まじめだ」と言われることです。「空気を読む」し、「時間厳守」で、「サービスを徹底」して、「完璧な仕事をこなそうとする」とも言われます。もちろん、「まじめ」であることには、いい面もありますが、行き過ぎてしまえば過度のストレスにつながるだけです。

とはいえ、イギリス人が「ふまじめ」なわけではありません。肩の力を抜いて、淡々と成果を上げていくための、ある秘訣があるのです。

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【「あなたが降りないかぎり、私はこのバスを運行させない」】

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