福井市
7月24日、福井県福井市に台湾・新北市出身の簡翊真(ジエン・イージェン)さん(30歳)が地域おこし協力隊として新たに着任し、西行茂市長から委嘱状が手渡されました。
福井市として、外国籍の地域おこし協力隊は初めてです。


台湾のコンサルティング会社でプロジェクトマネージャーとして4年半勤務後、福井市の地域おこし協力隊に着任。

台湾人の視点から地域の魅力を発信
簡(ジエン)さんは、日本各地の魅力を深く理解するため、2024年からワーキングホリデーを通じて日本の各都市を訪れました。
そこで、1~2週間程度、暮らすように地域の滞在を楽しむ「微住」のプロジェクトで福井市の東郷地区に関わったことが縁となり、今回の着任に至りました。
今後、同地区で空き家を活用した台湾向けのインバウンド促進などに取り組んでいきます。






観光でも移住でもなく、暮らすように滞在する「微住」で福井市東郷に滞在したことが着任のきっかけとなった。
台湾に福井の魅力を伝えたい
委嘱式では、西行茂市長より「福井での暮らしを楽しみながら、若い外国人ならではの視点で情報を発信してほしい」とエールが送られました。
簡(ジエン)さんは、「台湾では日本旅行の人気が高いが、単なる観光にとどまらず、日本人との交流の場を設けることで、より深い体験を提供したい」と抱負を語りました。




※地域おこし協力隊とは
地方自治体が都市部の人材を受け入れ、地域の活性化を図る制度。総務省が支援し、地域に一定期間(通常1~3年)住みながら、地域の課題解決や魅力発信、産業支援などに取り組む。
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