人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」(以下ミセス)の楽曲「シンデレラ」のミュージックビデオ(MV)が10月23日に公開され、その内容が物議を醸している。
MVの主人公として描かれたのがキャバクラ嬢の女性だったことで、ネットでは「夜職を美化している」「夜職の過酷な現実をエンタメとして消費している」といった批判が上がる一方、「職業差別だ」「職業にかかわらず、懸命に生きる人間の葛藤を描いた作品だ」といった反論も出ている。
大森元貴が初めて監督を務め、企画・脚本も担当
今回のMVでは、ボーカルの大森元貴が初めて監督を務め、企画と脚本も担当した。制作にあたっては実際にキャバクラで働く女性へのヒアリングも行ったという。
作品では、幼い頃にプリンセスに憧れた女性がキャバクラ嬢として働く姿を描いている。主人公の部屋には督促状が置かれ、男性客を接客する場面や、男性に頭をなでられた主人公が幼い頃に父親からなでられた記憶を思い出す場面もある。
思うようにならない人生に悩み、時に落ち込みながらも、最後には自分自身を受け入れ、前を向こうとする。筆者には、キャバクラ嬢という職業への賛美というより、シンデレラにはなれなかった女性全般への応援に見えた。少なくとも、夜職を美化しているようには感じなかった。


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