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ライフ #愛おしきレトロアパレルの世界

「59歳の自分は、何を着たらいいのか…」 DCブランドブームを謳歌した元ハウスマヌカンが陥った"おしゃれ迷子"の正体

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二次会
結婚式の二次会での由紀さんとご主人(写真:由紀さん提供)

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ファッションは、ただ身にまとって自分を美しく見せるためだけのものではない。時代や文化、時にはその人の生き様までも映し出す。では、昭和~平成の時代に一世を風靡したアパレルには、どんな物語が眠っているのか。連載「愛おしきレトロアパレルの世界」3回目はBIGIを取り上げる。

アパレル企業には就職せず、精密機器メーカーの営業職へ

大学時代にハウスマヌカン(DCブランドのショップ店員)として働いていた山本由紀さん(仮名、59歳)。就職活動では、「フランドル」でのアルバイト経験を買われたのか、アパレル企業の内定をいくつかもらった。

しかし結局、ほかに内定をもらっていたアパレル以外のメーカーの営業職を選んだ。当時としては珍しく女性の営業職を採用していたため、「ビビッと来て」決めたと微笑む。

会社には制服があり、自動車通勤でもあったので、ジーンズやポロシャツなど、ゆったりとした服装で通勤していた。ちょうどフレッドペリーなどのカラフルなポロシャツが大流行した時期である。

1992年、会社員時代の由紀さん。デスクの上にパソコンがなく、積み上がった紙のカタログが、平成初頭らしい(写真:由紀さん提供)

当時由紀さんがよく着ていたのは、ベネトンや、アニエスベー、ラルフローレンなど、いずれも当時を代表するブランドだ。「もちろんフランドルも着ていました」。

【写真を見る】「59歳の自分は、何を着たらいいのか…」 DCブランドブームを謳歌した元ハウスマヌカンが陥った"おしゃれ迷子"の正体(20枚)
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