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政治・経済・投資 #白熱!2026年中間選挙の焦点

迫る米中間選挙で〈民主党は圧勝する〉のか?…「米大統領選の予測の神様」リクトマン教授に聞く

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アメリカン大学特別教授で歴史学者のアラン・リクトマン氏。1947年生まれ。1973年から同大学で教鞭を執り、大統領選挙などに関する著書多数(写真:時事)

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11月3日の米中間選挙が間近に迫っている。トランプ大統領の支持率が30%台前半を推移するなか、民主党が米連邦下院の多数派を奪還し、上院の主導権も取り戻す可能性が現実味を帯びてきた。はたして、民主党は「青い大波」を起こせるのか。
米大統領選の正確な予測で知られる歴史学者、アラン・リクトマン特別教授(アメリカン大学)にインタビューし、前編では、中間選挙の予測から争点、民主党内の分断までをお伝えする。
10月30日公開予定の後編では、リクトマン教授は、前回の大統領選で予測を外した理由やトランプ氏勝利の真因、次期大統領選の見通しまでを語っている。

――まず、中間選挙の歴史的な傾向を教えてください。教授は自身のユーチューブチャンネルで、「中間選挙の呪い」、つまりジンクスについて話していますね。

「中間選挙の呪い」とは、1860年代の南北戦争以降、アメリカで政権与党が中間選挙で勝利を収めた例は、わずか3回しかない事実を指す。

1回目は1934年、世界大恐慌のさなかのことだ。フランクリン・ルーズベルトが32年11月の大統領選に勝利して第1期政権を担っているときの中間選挙で、政権与党の民主党が大勝した(注:ルーズベルト大統領が就任直後から開始した、経済再建のためのニューディール政策が国民に支持された)。

2回目は98年11月の中間選挙だ。クリントン大統領は、66%という高い支持率を誇っていたが、共和党は(大統領とモニカ・ルインスキー氏の不倫疑惑で)同大統領の弾劾訴追の可能性を追求しすぎ、身動きが取れなくなっていた。本来であれば野党に有利な中間選挙で共和党は敗北し、民主党が善戦した(注:共和党によるクリントン大統領への追及が有権者の反発を招いた。ただ、98年12月には、共和党が主導権を握る下院は同大統領への弾劾訴追に踏み切った)。

3回目は2002年、前年に起こったアメリカの同時多発テロを受け、国民がブッシュ大統領(子)を支持して団結したときだ。与党の共和党が勝利を収めた。

こうした例外を除き、中間選挙は政権与党に厳しい審判が下される。平均すると、与党は下院で約25議席、上院で3議席を失う。現在、トランプ大統領の支持率は、30%台という低水準にある。共和党にとって、状況はさらに悪い。

選挙分析の専門家らによれば、民主党は下院で約15~20議席を上積みする可能性がある。同党が下院の主導権を取り戻すには十分すぎる数字だ(注:民主党は現在の議席数に、3議席を上積みすることができれば、下院の過半数を奪還できる)。

一方、上院では、共和党が最大6議席を減らす可能性もある(注:アラスカや南部テキサスなど、共和党が地盤の6州が激戦州と化している。なお、共和党が4議席を減らすと、民主党は主導権を奪還する)。いずれにせよ、共和党は大幅な議席減になりかねない。

民主党が圧勝する公算が大きい

――民主党の「青い波」は本当に起こるのでしょうか。

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