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キャリア・教育

「帰るよ!」に泣き叫んで抵抗する子は、まだ大丈夫…本当に危ないのは「良い子」を演じ始めた小学生

8分で読める
女の子と父親
公園で子供に「まだ遊ぶ!」と泣き叫ばれたとき、説得していませんか? それ、間違ったやり方かも知れません(写真:Pangaea/PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

INDEX

【質問】
小学2年生の息子のことで悩んでいます。「早く宿題しなさい」「もうゲームやめなさい」と言っても全然言うことを聞きません。最後は私が怒鳴ってしまい、子どもは泣いて、私も自己嫌悪……という毎日です。先日も公園で「まだ遊ぶ!」と泣き叫ばれ、必死に説得しましたが、最後は無理やり連れて帰りました。どうすれば素直に言うことを聞いてくれる子になるのでしょうか。              
(小学生保護者)

30分の説得より効く「魔法の言葉」

先日、ある公園を歩いていたときのことです。5〜6歳くらいの子どもが「まだ遊びたい!」と大泣きしていました。その横でママさんが、しゃがみ込んで一生懸命に説得しています。

「もう遅いから帰ろうね」「お夕飯の時間だよ」「ね、お利口さんでしょう?」。

筆者がその場を通り過ぎ、用事を済ませて30分後に戻ってきても、まだ同じ光景が続いていました。ママさんは疲れ切った表情で、子どもはますます意固地になって泣いています。まさにご相談者さんと同じようなケースです。これは実にもったいない時間の使い方です。

ただ、こうして泣いて抵抗できるうちは、実はまだ大丈夫です。本当に心配なのは、親に逆らわなくなった子のほうです。その理由は後ほどお話しするとして、まずはこの場面をどう乗り切るかです。大人の正論で説得するのではなく、次のように対応すると、かなりの確率で子どもは素直に言うことを聞きます。

子どもに笑顔で近づいて、「OK、もうちょっと遊んでおいで〜」と言うのです。すると子どもはパッと表情を変えて、嬉しそうに遊びに戻ります。そして10分か15分すると、自分から満足した顔で戻ってくる。そして、「じゃあ、ご飯食べに帰ろうか」と言えば、「うん!」とすんなり従ってくれる……これだけで済むことが少なくありません。

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