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キャリア・教育

「帰るよ!」に泣き叫んで抵抗する子は、まだ大丈夫…本当に危ないのは「良い子」を演じ始めた小学生

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女の子と父親
公園で子供に「まだ遊ぶ!」と泣き叫ばれたとき、説得していませんか? それ、間違ったやり方かも知れません(写真:Pangaea/PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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これは子どもを甘やかすこととは違います。まずは子どもの視線の高さまで降りていき、「ああ、ここからは世界がそう見えているんだね」と感覚を共有する。これが本当の意味での「寄り添い」であり、筆者が「迎えに行く」と呼んでいる行為です。

「もう小学生なんだから」が親を変えてしまう

多くの親御さんは、子どもが赤ちゃんの頃や幼児の頃は、無意識にこれができていました。赤ちゃんが泣けば「お腹が空いたのかな?」と想像し、幼児がぐずれば「眠いのかな?」と抱っこする。言葉が通じない分、必死に子どもの「現在地」を探そうとしていたはずです。しかし、この関係性は「小学校入学」を境に劇的に変化します。

「もう小学生なんだから」「学校に遅刻するから」「宿題が終わらないから」―社会的なルールや規律が生活の中心に入り込み、親自身も「ちゃんとした子に育てなければ」というプレッシャーにさらされます。すると優先順位が変わり、「子どもの気持ち(現在地)」よりも「やるべきこと(ゴール地点)」が優先されるようになるのです。

言葉が達者になり、一見大人びて見える子どもに対し、親は無意識に「言えばわかるはずだ」「自分でできるはずだ」と期待を持ちます。そして期待通りに動かない子どもに対し、「こっち(正解)に来なさい!」と強く引っ張り上げようとしてしまう。

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