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キャリア・教育

「帰るよ!」に泣き叫んで抵抗する子は、まだ大丈夫…本当に危ないのは「良い子」を演じ始めた小学生

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女の子と父親
公園で子供に「まだ遊ぶ!」と泣き叫ばれたとき、説得していませんか? それ、間違ったやり方かも知れません(写真:Pangaea/PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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3. 「こちらの正解」を一旦脇に置く

最初の1分間だけでいいので、親の正解を脇に置いてください。「早く宿題してほしい」を脇に置き、「なぜ今、ゲームから離れられないのか」に好奇心を持つ。「このステージが面白いんだね。どこまでいったら区切りつきそう?」と、子どもの文脈に入り込んでから提案するのです。

遠回りに見えて、それが最短の近道

冒頭の公園のエピソードで、もしあのママさんが「OK、もうちょっと遊んでおいで〜」と言えていたら、その後の15分は親子の幸せな時間になっていたはずです。長時間の説得に費やすより、よほど短く、よほど穏やかに「帰る」というゴールにたどり着けたでしょう。

「迎えに行く」のは、忍耐がいります。自分の正しさを主張して力で従わせる方が、短期的には楽で早いかもしれません。

しかし私たちは子どもと「今日」だけを生きているわけではありません。10年後、20年後と続いていく、長い家族の物語があります。

親が何度も子どもの心まで降りていき、迎えに行ったという事実は、子どもの心に深く刻まれます。「どんな時でも、親は自分の味方でいてくれた」―この確信こそが、思春期の嵐を乗り越え、自立して社会に出ていくための最強の安全基地になるのです。

「こっちに来なさい」と叫ぶのをやめて、そっと隣に座ってみる。そこから見える景色は、今までとは全く違ったものになるはずです。

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