この軋轢は、一朝一夕で解消できるものではありません。小学生時代に少しずつ積み重なった「わかってもらえない」という不信感は、思春期になって一気に噴き出したり、大人になってからもどこかぎこちない親子関係として、長く尾を引いていくことがあるのです。
今日からできる「迎えに行く」3つのステップ
では、具体的にどうすればいいのか。3つのステップをご提案します。
子どもと話すとき、立って上から見下ろしていませんか? キッチンから背中越しに叫んでいませんか? 子どもに何かを伝えたいときは、手を止めて、子どもの近くに行き、目線の高さを合わせる。これだけで威圧感が消え、「あなたの話を聞く準備ができているよ」というメッセージが伝わります。
もちろん、毎回できなくてかまいません。親も忙しいのですから。「今はちょっと聞いてあげたほうがよさそうだな」と感じたときだけで十分です。それだけでも、かなり変わっていきます。
理屈で正そうとする前に、行動の裏にある感情を言葉にしてあげてください。
「まだ遊びたかったんだね」 「ゲームの途中でやめるの嫌だったんだね」 「疲れてるんだね」
自分の気持ちを親が代弁してくれたとき、子どもは「わかってくれた」と安心し、親の言葉を聞く耳を持ち始めます。小学校中学年くらいまでは、見た目より心はずっと幼い、と思っておくくらいでちょうどいいのです。


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