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キャリア・教育

「夕方になると頭が働かない」「疲れが取れない」…現代人の脳を疲弊させる《誰もが無意識にやっている習慣》の正体

8分で読める
起床後伸びる女性
心身の不調は、現代人がとりがちな「ある行動」にあるかもしれません(写真:shige hattori/PIXTA)
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【LET’S TRY!】
<脳疲労チェックリスト>
いまの自分の体に、以下の項目がいくつ当てはまるかチェックします。
□朝から疲れている
□眠ったのに頭がスッキリしない
□肩と首がいつも硬い
□甘いものか濃い味が、急に欲しくなる
□スマホを置いた直後にまた開いてしまう
□夜になると、考えが勝手に増える
□怒っていないのに、口調や言葉がきつくなる
□会話の途中で、相手の言葉が遠く聞こえる
□大事なことほど、後回しになる

※該当する項目が3つ以上あれば、脳は少し濁っています。6つ以上なら、気合いで乗り切ろうとする場合ではありません。先に、空気を入れ替えるべきです。

脳に溜まったゴミは「息」で捨てられる

スマホを開いた瞬間、私たちは一瞬で「戦闘モード」に入り、体は緊張したまま、脳には見えないゴミ(脳の食べかす)が溜まっていく。スマホを手放せない現代人の神経は、眠っている間も戦場から降りていません。眠っているのに、回復していない。だから、朝、目が覚めた瞬間から、もう疲れているのです。

では、どうすればよいのか。体に「ここは戦場ではない」と知らせ、心身の緊張をゆるめる方法があります。それが「呼吸」です。

「では、深呼吸をすればいい?」と考える人が多いかもしれません。「疲れたら、深呼吸」「イライラしたら、深呼吸」「深呼吸をすれば、リラックスできる」と、子どもの頃から、親や先生から何度も言われてきたからです。

確かに、深呼吸は悪いものではありません。しかし、いまの私たちに足りないのは「もっと息を吸い込むこと」ではなく、吸ったあとに「一拍、止まること」です。その理由を説明しましょう。

呼吸を整えるとき、多くの人は「深く吸う」から始めますが、緊張が強いときに吸おうとすると胸がさらに上がり、肩に力が入ります。これでは、息を深く吸おうとしても吸えません。

また、浅い呼吸が続くと、体内の二酸化炭素濃度が薄くなっています。その状態で息を深く吸っても、酸素は脳や体の細胞へ十分に届きません。なぜなら、呼吸で取り入れた酸素は肺で血液中のヘモグロビンと結びつき、二酸化炭素が多い組織や細胞で酸素を手放すからです。呼吸を一拍止めると、二酸化炭素濃度が少し上がり、酸素が細胞へ渡りやすくなります。脳は、全身が消費する酸素の約20~25%を使う臓器です。効果的に酸素を脳へ届けるには、「吸う」より「止める」ほうが効くのです。

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