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「肉が噛みにくい」違和感を放置する人を待ち受ける悲惨な末路…すぐに歯医者に行った方がいい"日常の変化"とは

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口腔機能
口腔機能の低下は全身の健康リスクにつながります(写真:jessie / PIXTA)
  • 宮本 日出 日本顎関節学会代議員・専門医・指導医

INDEX

友人A「丘の上にあるステーキ屋さん、肉の質が落ちたぞ」
友人B「昔は、美味しかったのに……」
友人C「えっ? 先週行ったけど、相変わらず美味しかったよ」
昨年、還暦を迎えた私が同窓会で耳にした何気ない会話。しかし、歯科医師・歯学博士である私は、このやり取りを聞いて、友人Aの数年後を密かに心配してしまいました。実は「肉が硬くなった」「店の味が落ちた」と感じるとき、疑うべきは店ではなく、あなた自身のお口かもしれません。しかもそれは、わずか500円ほどの検査で、予防・改善できる可能性があるのです。

友人Aは結婚30周年で、奥さんとステーキ屋さんに行った時の話をしてくれました。せっかくだからと大きいステーキを頼んだそうですが、肉を口に頬張るも、噛んでも、噛んでも、噛みきれなかったそうです。気がつけば20分が経過し、肉もすっかり冷めてしまい、奥さんに小声で「この店、肉の質が落ちたよなー」と話したとのことでした。

肉が噛みにくくなったのは、年齢のせいだけではない

しかし、これを笑い話で終わらせてはいけません。実は肉を噛めなくなったことに自分自身では気がつけないからです。また噛めなくなったことをうっすら感じていても、認めたくないものです。だから、犯人探しをします。肉屋、料理人、時には天気まで……。

そして、原因は「年齢のせい」だけではありません。真犯人は静かに下がった「噛む力」の可能性があります。

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