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「肉が噛みにくい」違和感を放置する人を待ち受ける悲惨な末路…すぐに歯医者に行った方がいい"日常の変化"とは

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口腔機能
口腔機能の低下は全身の健康リスクにつながります(写真:jessie / PIXTA)
  • 宮本 日出 日本顎関節学会代議員・専門医・指導医
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では、どうすればよいのでしょうか? お口は筋肉の集まりです。鍛えれば、応えてくれて、口腔機能は向上します。私はお口を鍛えるトレーニングを「目指せ、べろマッチョ!」と呼んでいます。舌を鍛える用具もあるのですが、上腕を鍛える「ダンベル」をもじって「ダンべろ」とも呼んでいます。「そんなふざけたネーミングをして!」とお叱りを受けるかもしれませんが、これには理由があります。

福島県立医科大学の研究で、「笑う頻度が多い人ほど、オーラルフレイルになる割合が少ない」ことが分かっているからです。お口トレーニングは楽しんで行うことが大切なのです。楽しさは継続しやすさにもつながります。

お口を鍛える“驚くほど簡単な”方法

グミや硬いガムを噛んで、噛む力のトレーニングをするのも効果的です。早口言葉やカラオケもよいでしょう。カラオケでは、ぜひ、ちびまる子ちゃんの曲「おどるポンポコリン」を歌ってください。1音ずつはっきりと発音することで、異なる口の筋肉が鍛えられる「パ・タ・カ・ラ体操」というお口トレーニングがありますが、この曲は「タッタタラリラ♪」など「パ・タ・カ・ラ」の音が多く、歌うだけで「パ・タ・カ・ラ体操」ができるからです。

口腔機能の管理は、その方の状態にもよりますが、概ね3〜6カ月の期間で行います。再検査で「赤点」が2科目以下になれば、回復傾向にあるといえます。補習で追試をクリアするイメージです。

最近、あなたの家の食卓はどうでしょうか? 硬いものを残す。食事に時間がかかる。食後に食卓が食べ物で汚れている。むせることが増えた。そして「お店が変わったのかな?」と言い始める……。ご自身はもちろん、久しぶりに会う親御さんの食事の様子もチェックしてみてください。これらのことがあれば、一度、歯科医院を訪ねてみませんか? 500円玉1枚で、10年後の食卓が、そして健康状態が、変わるかもしれません。

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