東急東横線・学芸大学駅の近くにパティスリーを構えて、早いもので2年が経ちました。
お届けしたいのは、きれいで、おいしく、ナチュラルなもの。白、グレー、シルバーを基調とした清潔感のある空間で、飾らず誠実にお菓子と向き合っています。
こだわっているのは「素材そのものらしさ」を大事にすること。そのため、お店では極力食べられるものだけでお菓子を作ります。たとえば、華やかに見えるピックや紙の装飾は使いません。捨てられるものに頼るなら、その分を材料費に充てておいしさを追求したい。無駄を削ぎ落とし、味や香りのテクスチャーをストレートに伝えることが、私のスタイルです。
特に重要なのは「下準備」
こうした信念の背景には、自分を見つめ直したフランスでの経験があります。現地のルールを尊重しつつ、本質を守りながらも見せ方で個性を表現したいと思っています。
また、日常の中で「小さなフランス」を感じてもらいたくて、イートインスペースを設けています。ケーキや焼き菓子だけではなく、ヴィエノワズリー(リッチな風味の菓子パン)を作ったり、パルフェ(冷たいデザート)やカスクート(軽食/サンドイッチ)を提供したりすることで、本場のパティスリー文化をお届けしていきたいと思っています。


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