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思わず足を止めて眺めてしまうような、街中にある少し変わった形をした物件――。
いったいなぜ、そのような形になったのか。そこには、どんなドラマがあり、どのような生活が営まれているのか。
連載「『フシギな物件』のぞいて見てもいいですか?」では、有識者や不動産関係者に話を聞き、“不思議な物件”をめぐるさまざまな事情に迫る。
上野から地下鉄で北千住へ。浅草行きの東武スカイツリーラインに乗る。3駅目の鐘ケ淵駅に近づくと、車窓に壁のような背の高い建物が見えた。
そのまま電車を降りて、踏切を渡った。周辺は細い道が入り組んだ住宅地で、戸建てやアパート、商店、お寺など、どこか懐かしい風景が広がっている。
砦のような不思議な団地
しばらく歩くと大通りにぶつかった。目の前に巨大な建造物が現れた。
大通り沿いに沿って砦のように立っている(写真:筆者撮影)
東京・墨田区堤通。建物は墨堤通りに沿って連なり、その終わりは見えない。砦のようなフシギな存在感だ。
全貌を確かめようと、まずは端から端まで歩いてみることにした。
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