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簗和生農林水産大臣が10月14日の夕方、高市早苗首相に辞表を提出した。就任前の発言をめぐる謝罪が続き、その姿勢が批判されていた最中のことだ。
高市首相と面会後、総理官邸で記者団の取材に答えた簗氏は伏し目がちで、少し虚ろな表情が印象的だった。この目線が下にいく、という態度は、ここに至るまでの“謝罪行脚”でも見られた特徴だった。
選挙期間中に支持者をシャトルバスで無料送迎していた問題なども報じられており、辞任の理由を謝罪の姿勢の是非だけで説明することはできない。ただ、簗農水相の謝罪が、「見え方」の面でいえば悪手であったことは確かだろう。
本稿では、辞任の是非や法的な問題ではなく、これまでの同氏の謝罪が世間にどう受け止められたかを見ていく。
「棒読み会見」と揶揄され…
発端は、地元・栃木で開かれた自民党関係者の懇親会での発言だ。衆議院選挙で自身を支援しなかった首長がいる那須烏山市と那珂川町について、道路予算を「大幅にカットした」と語ったと、週刊文春と週刊新潮がそれぞれのウェブ版で9月30日に報じた。
簗氏は10月5日に記者団の前で発言を撤回し、謝罪。「担当省庁に予算削減の働きかけをした事実はない」と説明したが、大きな批判が続いていた。


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