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キャリア・教育

「稼ぐ営業に上司がペコペコ」 プルデンシャルとニデック「業種は違うのに壊れ方はそっくり」なヤバい職場のリアル

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悩む男性
あなたの職場の空気は大丈夫ですか?(写真:SoutaBanko/PIXTA)
  • 横山 信弘 アタックス・セールス・アソシエイツ 代表取締役会長
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(2)が分かれ道である。例外が続くと、それを注意する人のほうが浮いてしまう。「あれだけ稼いでいる人に、細かいことを言うな」「目標に届きそうなのに、水を差すな」。口に出して言う人はいない。しかし、全員がそう感じ取っている。
人は、周りと違う行動をとることを嫌う。同調圧力もある。正しいかどうかよりも、浮かないかどうかを優先してしまうものだ。管理者も、経理も、例外ではない。止める役の人たちも、同じ職場の空気を吸っているからである。

(3)まで来ると、もう誰も疑問を持たない。新しく入ってきた人も、周りを見て学ぶ。ここでは黙っているのが正解なのだ、と。

大事なのは、この間、ルールは一つも変わっていないということだ。就業規則も、決裁の手順も、監査の仕組みも、そのまま残っている。ただ、使われなくなっただけである。

調査が言う牽制機能の「形骸化」とは、まさにこの状態のことだ。仕組みがないのではない。仕組みを動かす人が、空気に呑まれているのである。

あなたの職場の空気を確かめる

自分の職場はどうか。次の3つを確かめてほしい。

1つ目は、数字を出している人に、上司が注意できているかどうかだ。報告が遅い、経費の申請が雑だ、会議に遅れてくる。成績のいい人のこうした振る舞いを、ほかの社員と同じ基準で指摘できているだろうか。

2つ目は、経理や管理部門が、現場に「おかしい」と言えているかどうかだ。営業部門の力が強い会社ほど、管理部門は遠慮しがちになる。確認の電話一本かけるのに勇気がいる。そんな状態なら危ない。

3つ目は、悪い報告をした人が責められていないかどうかだ。「目標に届きません」と正直に言った人が、会議で詰められる。それを見た周りの人は、次から本当のことを言わなくなる。

一つでも思い当たるなら、空気はすでに変わり始めている。

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