ところが、バナナのレジスタントスターチは、黄色く熟していくにしたがって減少してしまうことがわかっているのです。
つまり、「黄色く熟したバナナ」よりも、「全体が青めのバナナ」や「茎に緑色が残っているバナナ」のほうがレジスタントスターチが豊富だということ。だから、どうせ食べるなら、こうしたバナナをセレクトして食べるほうが、腸がよろこぶ食物繊維をたっぷり摂れることにつながるわけです。
ですから、スーパーなどで茎の部分が緑色をした「グリーンチップ」を見つけたら、「ハイパー食物繊維があった!」と思ってすぐにゲットすることをおすすめします。
そして、(何日も保存しているとどんどん黄色くなってしまうので)茎があざやかな緑色をしているうちに早めに食べるようにするといいでしょう。
焼きバナナにすれば、オリゴ糖も摂取できる
なお、私は1日に2本、こうしたバナナを食べることをおすすめしています。
いつ、どういうタイミングで食べるのかは、その人の生活スタイルに合わせたかたちで構いません。ただ、バナナなら忙しいときにもパパッと食べることができるので、やはり朝に食べるという人が多いです。
朝食をちゃんと摂ると、腸が動いて目覚めるのはもちろん、記憶力や集中力が高まって、日中の活動の低下を防ぐことにつながります。また、その日の自律神経バランスを整えるという点でもプラスに働きます。
まあ、本来なら「旅館の朝ごはん」のように、焼き魚、納豆、卵、おひたし、みそ汁などを並べて食べるのが理想なのですが、忙しい朝はそうそう理想どおりに食べてはいられませんよね。
そういうときは「バナナ&ヨーグルト」のような手抜き朝食で十分。とにかく、腸にとっても体や脳にとっても、いちばんよくないのは食べるという行為をパスしてしまうことなので、「朝食抜きにならないように、バナナをかしこく活用していく」と考えていけばいいと思います。
ちなみに、時間に余裕があるときにバリエーションを楽しむなら、「焼きバナナ」にするのがおすすめです。
バナナを弱火で5分ほど焼くとでんぷんがオリゴ糖に変化して、より多くのオリゴ糖を摂取できるようになるのです。オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになるため、腸内環境をよりいっそう整えることにつながるでしょう。
とにかく、日々腸のコンディションを良好にキープしていくためにバナナを利用しない手はありません。ぜひみなさんも、バナナの力を生かして腸の元気を引き出していってはいかがでしょうか。


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