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キャリア・教育

早慶上はゼロなのに《東京理科大》から2人目…ノーベル賞受賞・硤合名誉教授の在籍大が「地味だけど本当は強い」ワケ

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東京理科大の看板と硤合憲三名誉教授(写真左:TK_Garnett/PIXTA、右:時事)
  • 西田 浩史 追手門学院大学客員教授、ルートマップマガジン社取締役・編集長
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ただ、志願者増は諸刃の剣でもある。東京理科大の強みは、国公立志望層にとって「ちょうどよい」併願先であることだ。人気が過熱して難化すれば、その絶妙な立ち位置は変わりかねない。

経営学部がかつての“穴場”から難化したように、大学全体が同じ道をたどる可能性もある。今後の志願者動向に注目したい。

ノーベル賞を取っても騒がない訳

どの大学も国際化や就職力、キャンパスの快適さを競う時代に、東京理科大は手間と時間のかかる営みを厭わない。関門制度、夜間部、全寮制、そして30年越しの研究。ノーベル賞を取っても騒がないのは、無関心だからではない。評価の軸が世間ではなく、学問そのものにあるからだ。

その愚直さこそが、独自の強さである。

「地味だけど強い」。それは東京理科大にとって弱点ではなく、最大のブランドなのかもしれない。

葛飾キャンパス(写真:pretty world/PIXTA)

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