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9世紀には畿内の氏は3分の1が渡来系に…飛鳥時代の日本が中国由来の「仏教・儒教・道教」にすっかり染め上げられるまで

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5世紀末以降、続々と渡ってきた渡来人は飛鳥文化に大きな影響をもたらした(写真:写快人/PIXTA)

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京都や奈良での観光で必ず目にする仏像はもちろんのこと、経営者が大好きな「論語」や、アニメや映画でもお馴染みの「陰陽師」など、私たちの暮らしの中には、中国から伝わった仏教・儒教・道教の影響が数多く残っていますが、駒澤大学名誉教授の瀧音能之氏によれば、こうした影響ははるか飛鳥時代に端を発したものだといいます。
本稿では、5世紀末以降、続々と海を渡ってやってきた渡来人が持っていたさまざまな技術と、飛鳥時代の日本に与えた大きな影響について、瀧音氏の監修書『カラーMAP付き 世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」を歩く』から一部を抜粋・編集する形で紹介します。

養蚕から機織り、酒造…飛鳥文化の根底を築いた渡来人

5世紀末頃、朝鮮半島での戦乱を逃れ、百済や新羅から多くの渡来人が日本に渡った。

国づくりや文化の向上を急務としていたヤマト政権にとって、渡来人を配下に置くことは願ってもないことだった。以来、ヤマト政権は渡来人の技術と知識によって支配体制を整え、国としての土台を築くこととなる。

渡来人のなかでもよく知られるのが秦氏、西文氏(かわちのふみうじ)、東漢氏(やまとのあやうじ)の三氏だ。

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