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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

70㎡3LDKを減築リノベで「風も光も通る広々リビング」を実現…総額わずか470万円で叶えた"素敵すぎる室内"

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TSUNさん リノベーション
3つの希望を優先してリノベーションした、TSUNさんと夫と愛猫のぐうが暮らす築浅中古マンション(写真:TSUNさん提供)
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この家には、暮らしやすさを考えた工夫があちこちにある。キッチンから寝室へ直接抜けられ、家のなかをぐるりと回れるつくりだ。リビング側と寝室側の窓を開ければ風が通り、寝室にも光が差し込む。在宅で仕事をするTSUNさんは、一日の大半をここで過ごすという。

ダイニングとワーキングスペース。六角ハウスとキャットウォークはあとで自分たちで取り付けた(写真:TSUNさん提供)

このリノベーションにかかった総額は約472万円。当初は800万〜1000万円弱を見込んでいたが、家探しを進めるなかでリノベーションにかけられる予算が大幅に減った。

約10年前、限られた予算のなかで、TSUNさんはどのように希望する家をつくったのだろうか。

40代になり、初めて家を買った

TSUNさんには、これまでに何度か住宅購入を考えるタイミングがあった。最初は20代のころ。結婚を機に家を買う話が持ち上がり、実家近くの新築マンション3件、建売り3件ほどを内覧した。しかし場所や価格、築年数など希望に合う物件が見つからず、購入には至らなかった。

そのあとは賃貸マンションで暮らしながら、グラフィックデザイナーとして仕事に打ち込む日々。激務で朝方に帰宅することも多く、通勤時間を減らし睡眠時間を確保するため、取引先に近い目黒区へ転居した。そこで約12年間暮らすうちに、住宅購入を考える機会もなくなっていく。再び家のことを考えるようになったのは、40代に入ってからだった。

「自分たちが高齢になったとき、賃貸住宅を借り続けられるのかなという不安があって。それに賃貸だと間取りや内装に自分たちの生活を合わせなきゃいけないし、原状回復があるから自由に手を入れられない。そうした小さな不満が積み重なっていました」

当初は実家を建て替え、両親との二世帯住宅をつくる計画を進めていた。基本設計まで終えていたが、思わぬ事態が起こる。母親が体調を崩し、入院してしまったのだ。家族で話し合った結果、高齢の両親に仮住まいや引っ越しの負担がかかること、工期中の生活が現実的ではないことなどから二世帯住宅の計画を断念する。

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