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日本にはまだ浸透していなかった「くせ毛を活かす」という概念。カナダで育ったカーリーガールリンさんは、海外で出会ったカーリーガールメソッドなどの方法をSNSで発信してきた。リンさんが立ち上げたくせ毛専用のヘアケアブランド「Curly Me(カーリーミー)」は、年商2.5億円を超すまでに成長した。
大手広告代理店の電通で働きながら、商品開発に挑戦したリンさん。後編である本稿では、商品開発のその後を追う。
広告代理店「電通」で働きながら商品をつくった
開発から約2年をかけ完成したのがCurly Meの商品第1弾オリジナルスタイリングジェルだ。(開発までのストーリーは前編にて)
当時リンさんが勤めていたのは大手広告代理店の電通だ。幼少期から絵を描くことが好きだったリンさんは、学校の授業がきっかけでマーケティングやデザインの仕事に興味を持った。父親から日本に広告代理店の電通という会社があると聞き、いつしかそこで働くことが目標になった。
1年間の日本留学や電通のカナダ支店でのインターンを経て、2015年に帰国。電通に入社し、大阪配属となった。
リンさんはもともと文化祭が好きで、生徒会長も務めるリーダータイプ。プロジェクトごとにチームを組み、目標に向かっていく仕事は自分に合っていた。プロモーションを担当し、キャンペーンやイベントの仕事は多忙を極めたが、同僚や上司にも恵まれ充実した日々を過ごしていた。
Curly Meの開発は本業で夜10時まで働き、帰宅後は深夜2時頃まで、そして土日すべてを使って行った。そうして、約2年を費やして完成したのが、オリジナルスタイリングジェルだ。


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