それでも今回の電撃的な解散は、これまで彼らを推してきたファンへの配慮不足と言われても仕方のない行為。特に旧ジャニーズ事務所のアイドルは先輩グループ・SMAPの苦い経験を生かすように、V6や嵐が穏やかな幕引きを見せ、その後の活動にポジティブな影響を与えてきました。だからこそ、信頼関係を失った末の仲間割れという印象を感じさせているWEST.メンバーの今後が危ぶまれます。
このところカワラボなどの女性アイドルから、「何十年後もずっとこのメンバーで集まって活動したい」という発言が目立っていました。これは「それぞれに新たな目標ができても、結婚・出産などがあっても、グループとしての活動もやっていきたい」という意思表示であり、「アイドルのあり方を変えていきたい」という願いのようなものにも見えます。
このようなコメントのほとんどが女性アイドルで、男性アイドルからは発せられないところに、彼らとファンとの関係性の繊細さを感じさせられますし、「現実的ではない」「おそらく成立しない」などと考えているのかもしれません。
「バズり」を狙うがゆえのハードワーク
カワラボのMORE STARに関しては、真相こそわからないものの、ファンたちだけでなく業界内でも「若さだけでなく、先輩との違いを感じて、ついていけなかったのではないか」という声が上がっています。
彼女たちの先輩であるFRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETの4グループはデビュー数年でブレイクした一方で、メンバーは20代中盤から後半が大半を占める苦労人ぞろい。「芸能活動の敗者復活戦」というニュアンスがあり、これまでの経験があるから歌やダンスのスキルが高いメンバーの多さでも知られています。
その点、MORE STARは平均年齢18歳のとびきり若いグループで、歌もダンスも発展途上。さらに中川悠介社長が「バズった日がリリース日」と語るように、次々に楽曲を配信し、その中からバズを作っていくという戦略は他事務所以上にハードなものに見えます。


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