男性アイドルグループのWEST.が、9月30日をもってグループ活動を終了することが発表された。8月30日に藤井流星と小瀧望の脱退が発表されてから、わずか1カ月での急展開だった。グループに残された重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、濵田崇裕の5人は、5人体制での活動継続も含めて協議したものの、最終的にはWEST.というグループそのものを畳む道を選んだ。
彼らは人気が低迷して仕事がなくなったから解散するわけではない。冠番組を持ち、個人活動も盛んで、18作連続でオリコン週間ミュージックDVD・BDランキング1位を獲得するなど、ライブ映像作品では高いセールス実績も残している。しかも7人全員が今後もSTARTO ENTERTAINMENTに所属して芸能活動を続ける予定だという。それなのに、なぜWEST.だけを終わらせなければならなかったのか。
小瀧が明かした言葉とは?
その理由を考えるうえで重要なのが、活動終了発表後に小瀧が明かした言葉である。小瀧は、長く一緒に過ごす中で「価値観のズレ」が生じ、それをうまく言葉にして話すことができず、心が追いつかなくなり、WEST.がいつの間にか自分の「いたい場所」ではなくなったという趣旨の説明をしている。これはグループ解散時のコメントとしてはかなり踏み込んだ表現だと言える。
単に俳優業に専念したい、新しいことに挑戦したいといった話ではなく、グループ内部に埋めることのできない価値観の差が生まれていたことを本人が認めたことになるからだ。
今回の問題を「メンバーの2人が別の夢を追いたくなったから」といったわかりやすい話だけで説明するのは難しい。仲が悪くなったと断定することはできないし、具体的に何をめぐって意見が割れたのかも明かされていない。しかし少なくとも、7人が同じ方向を見てグループ活動を続けることができなくなっていたことだけは、小瀧の言葉から読み取れる。


※ログイン後、コメント入力が可能です。