借りる時代から所有する時代へーー。その転換をもたらすのは、9月22日発売のアップルの新デスクトップ機「マック・スタジオ」である。その実力はいかほどのものか。筆者は最上位のM5 Ultra(ウルトラ)というコアチップに256GBのメモリーを積んだ構成でテストを行った。
同機の価格は217万3800円(税込み、以下同)と、デスクトップのパソコンとしては常識外に高価である。普通のパソコンとして、このマシンを購入申請したとしても、社内の稟議が通ることはないだろう。
しかし、これをオフィスの片隅に置き、部署内のAIサーバーに仕立てて社外に出せない伝票や契約書を処理させるのであれば、話は変わってくる。こうした処理を実用的に使えるところまでやってきたのだとしたら、200万円程度は安いものだろう。
テスト結果の詳細は後編記事に譲るが、先に一つだけ言っておく。同じことを1年前にやろうとしても、実用的とは書かなかっただろう。しかし、さまざまな条件が大きく変化したことで、見違えるような成果をあげるようになった。それを順に説明したい。
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