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――リース会社の業容は、以前とは様変わりしています。
リース業界は世の中から「過小評価」されている。実際、業務は「縁の下の力持ち」のような役割が多いために認知度が低い。IR(投資家向け広報)でも、事業内容が多岐にわたりどんな会社かが伝わりにくい。航空機を例にとっても、機体そのものだけでなく、エンジン単体を取り外してリースすることも知られていない。
ただ、私が銀行から来て感じたのは、事業領域がとても広くて、柔軟性もある面白い会社だということ。リース料を毎月もらうだけの単純なビジネスではない。付加価値をつけて手数料を増やしたり、多様な資産に投資したりして、リターンを高められる。
――リース各社は、単に資産を増やすよりも収益性の高い資産への入れ替えに軸足を移しています。三菱HCキャピタルも2026年4月に発表した中期経営計画において、資産を増やさない方針へと転換しました。
前回は、三菱UFJリースと日立キャピタルが統合してから初めての中計だった。社内の機運を高めるためにも、わかりやすい目標として収益の絶対額を掲げた。資産を増やすことで収益は伸びたが、資本や資産効率に課題が残った。そこで今回は量より質を重視する方針に転換した。
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