キャンピングカーのなかでも、より本格的な装備や居住性を備えることで愛好家から支持を集めているのが、キャブコン(キャブコンバージョン)と呼ばれるモデルだ。なかでも、2015年の登場以来、長年にわたって根強い人気を誇る日本特種ボディー(以下、NTB)の「サクラ(SAKURA)」がフルモデルチェンジを実施した。
車名を新たに「ハルカ(HARUKA)」とした新型は、先代モデルと同様、ベースにいすゞ自動車(以下、いすゞ)のキャンピングカー専用シャーシ「ビーカム(Be-cam)」を採用。実績のある基本仕様を継承しつつ、先代モデルに対するユーザーからの声を反映したことが特徴だ。975Wソーラーパネルや5kWhリチウムバッテリーなど、従来オプションだった人気装備を標準化。また、ダイニングのソファやキッチンなど、室内装備もアップデートしたことがポイントとなる。
2000万円前後の高級モデルとしての風格はそのままに、快適性や利便性をさらに高めたのがハルカだ。当記事では、新たにオープンしたアウトドア複合施設「Lots INOUTDOOR」(東京都八王子市)に展示されたハルカを取材。実車を見た印象も踏まえながら、その進化のポイントや新たな魅力を紐解いていく。
新型キャンピングカー「ハルカ」の概要
初代モデルの登場から約11年、長年NTBのフラッグシップモデルとして大きな支持を受けてきたのがサクラ。その正常進化版となるのがハルカだ。
先に述べたとおり、車体のベースには、いすゞが手がけるキャンピングカー専用シャーシのビーカムを採用する。これは、23年春にフルモデルチェンジした小型トラック「エルフ」をモディファイしたもので、キャブ部(運転席部分)やエンジンなどを残し、荷台部分などに居住スペースを架装したキャブコンという本格モデルに使われるものだ。


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