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ライフ #日本野球の今そこにある危機

プロ野球ドラフト直前!スカウトが見ているのは成績だけではない…「なぜこの選手が?」という人物が指名される理由

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一堂に会した選手たち(写真:筆者撮影)

INDEX

今年のプロ野球ドラフト会議は10月22日に予定されている。近年は、独立リーグから育成ドラフトや支配下ドラフトの下位で指名され、入団後に活躍する選手が続出している。指名される選手数では、独立リーグが社会人を上回っている。

ただ、独立リーグの場合、NPBで通用する選手は、リーグ戦で活躍した選手とは限らない。このことがNPB球団のスカウトを悩ませている。

リーグ戦の成績とNPBでの活躍は一致しない

例えば今季、阪神で160㎞/hの剛速球を繰り出し、無双のクローザーとして売り出し中の工藤泰成は、2024年のドラフトで育成1位指名を受けて入団したが、この年、独立リーグの四国アイランドリーグplus(以下、四国IL)の徳島インディゴソックスでの成績は、

 20試合、8勝1敗、68回、防御率2.91

という好成績だった。

一方、同じく阪神の湯浅京己は、2022年に最優秀中継ぎ投手となった。18年ドラフト6位で入団したが、この年、独立リーグのBCリーグ、富山GRNサンダーバーズでの成績は、

 15試合、3勝7敗、74回、防御率5.72

という芳しくないものだった。それでも阪神のスカウトは、湯浅を育成ではなく支配下で獲得した。素質を見抜いていたのだ。

もう一つ例を挙げるなら、今季、ヤクルトで勝負強い打撃を見せている日隈モンテル(モンテル)は、22年の育成2位で西武に入団したが、この年の徳島での成績は、

 26試合、89打数22安打、0本塁打、打率.247

というパッとしないものだった。しかし、西武球団はモンテルを育成で獲得した。その後、モンテルは西武からヤクルトに移籍し、今年、花開いた。

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