メジャーに行くなら「鍛えるべきは野球だけではない」 MLB国際スカウトが指摘《いま"評価される"高校球児》の条件

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MLB国際スカウトマン
2025年5月、甲子園を目指す高校生選手の練習を見に北陸へ足を運んだMLB国際スカウト・大屋博行さん(写真:筆者撮影)

春になり、選抜高校野球大会もいよいよ決勝戦を迎え、智弁学園と大阪桐蔭の4年ぶり関西対決となる。また、3月26日(日本時間)からはメジャーリーグベースボール(MLB)も開幕した。

このシーズンは野球関係者にとっては忙しい季節となるが、選手だけでなく、多忙になる人がいる。MLBを舞台に活躍するスカウトの大屋博行さん(60歳)だ。国際スカウトとしては日本人最長の28年というベテランである。

1998年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスでスカウトのキャリアをスタートし、18年からはカンザスシティ・ロイヤルズの駐日担当として日本の選手発掘に励んでいる。

80年代にアメリカへ留学した後に阪神タイガースの練習生となり、その後は歯科技工士、ゴルフショップ店経営を経てMLBの国際スカウトとなった。夢は「自身が獲得した選手がワールドシリーズ制覇に貢献すること」。これまでの野球人生の歩みを聞いた。

「阪神・淡路大震災」が人生の転機

大屋さんは甲子園出場を目指して大商大堺(大阪)に進学したがなじめず、当時からアメリカの野球に憧れていたこともあって休学して留学する道を選んだ。日米交換留学制度により、ワシントン州のピュアロップ市立ピュアロップ高校へ。野球部に入部し、州のオールスターに選ばれるほど活躍した。

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