けんばん断裂の痛みは、日によって変わります。と言うのも、けんばん断裂が起こる要因は複数あり、小さな障害の蓄積が絡んでいるからです。
ですから、毎日同じ体操を無理に続ける必要はありません。痛みが強い日は、最も楽にできるバリエーションを選んでください。痛みが引いてきたら、基本のA・B・Cに戻るとか、変化をつけるといいでしょう。その日の肩の状態に合わせて、無理なく続けることが大切です。
「週に1度、30分」よりも「1日1回、3分」
どの体操も、毎日おこなってください。「やる時にはたくさんやるけれど、たまにしかやらない」のでは、効果が出にくくなります。1週間に1度、30分間おこなうよりも、1日1回、3分続けるほうが大切です。
毎日続けていれば、少しずつでも症状は軽くなるはずです。症状が軽くなれば、着替え、洗髪、洗濯物を干す、上の棚の物を取るといった日常の動作も、ずいぶん楽になることでしょう。
痛みを減らすという目的だけなら痛むほうの肩だけでいいのですが、痛くない肩のほうもおこなえば、そちらの肩のけんばん断裂の発症予防を期待できます。基本的には、両肩でおこなうことをおすすめします。
1日のうち、いつおこなっても構いません。最もおすすめなのは、お風呂上がりです(入浴中におこなう〈水中うちわあおぎ〉以外)。入浴後は全身の血流が良くなり、緊張していた筋肉もほぐれているからです。
痛みの有無に関係なく、続けることをおすすめします。軽い痛みがあっても、できるように設計していますので、習慣にすることで、痛みの改善や予防になったりするでしょう。ただし、体操をしている最中、もしくはそのあとに痛みが増したときには、すぐにやめてください。
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