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近年、4輪車だけでなく、2輪車の世界でも歴史的な名車、いわゆるビンテージバイクの人気が高まっている。希少性の高いモデルになると、中古車価格が1000万円を超えるケースも珍しくない。
そんななか、なんと2600万円もの価格が付けられた極めて希少な輸入バイクを発見した。イタリアの伝説的なバイクメーカー、MVアグスタが1973年に生産した「750スポーツ」だ。
この車両を展示したのは、愛知県を拠点とするオートプレステージ。ヒストリックカーの展示会「オートモビル カウンシル 2026」(2026年4月10~12日、幕張メッセ)に出展された1台である。
世界的なコレクターズアイテムともいえる名車だが、とりわけ日本では当時、それほど多く輸入されなかったことから、まさに「レア中のレア」といえる存在だ。
1800万円の価格で出展された750Sアメリカ
しかも、同社のブースには、同じMVアグスタの1975年式「750Sアメリカ」も展示されていた。750スポーツをベースとした後継モデルで、こちらも極めて希少な1台だが、付けられた価格は1800万円。750スポーツとはじつに800万円もの差がある。
どちらも1970年代のMVアグスタを代表する高性能モデルで、展示車はいずれも非常に良好なコンディションに見える。それだけに、「なぜ同じメーカーの希少なビンテージバイクなのに、800万円もの価格差が生じるのか」と疑問に思う人も多いだろう。
その背景には、単純な車両の希少性だけではなく、当時の日本における輸入事情や、オリジナルパーツの有無などが関係しているという。そこで今回は、2台の成り立ちを振り返りながら、2600万円という価格が付けられた理由を探っていく。


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