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失敗は恥ずべきことではない
『失敗に学ぶ交渉術: 折れない心を養い 最高の準備ができる』(ジョシュア・N・ワイス 著、 上野元美 訳、東洋経済新報社)の冒頭で、著者はこう述べている。
多くの時間を費やしていろいろ努力したにもかかわらず、結果的には人並みのレベルで終わることになったというのだ。
「幼いころから20代前半まで失敗続きだった」とも記しているが、実際のところ読者のなかにも、たどってきた人生の道を振り返ったとき、同じような思いを抱く方は少なくないのではないだろうか。
それは恥ずべきことではないし、そういうものなのだろうとも思う。
むしろ、“そこから先”が大切なのだから。著者も時間の経過とともに、「失敗には、呪いというより恵みのほうが多いことがわかってきた」のだそうだ。
たしかにそのとおり。失敗を受け入れていけば、その先に道はできるのだろう。さらに興味深いのは、本書のテーマである「交渉」の失敗にも同じことが言えるという指摘だ。



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