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大なり小なり交渉がつきものの人生で、交渉の失敗を受け入れ、学び、心の負荷を減らすにはどうしたらいいのか?

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怒るビジネスパーソン
私たちはなぜ、失敗を受け入れることができないのだろうか(写真:Peak River/PIXTA)

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失敗は恥ずべきことではない

失敗に学ぶ交渉術: 折れない心を養い 最高の準備ができる』(ジョシュア・N・ワイス 著、 上野元美 訳、東洋経済新報社)の冒頭で、著者はこう述べている。

包み隠さず言えば、私は子ども時代も、高校でも大学でも、それほど優秀な生徒ではなかった。
それを自覚したのは大学院へ行ってからだが、はっきり言って、私の人生は失敗が多かった。(「はじめに」より)
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多くの時間を費やしていろいろ努力したにもかかわらず、結果的には人並みのレベルで終わることになったというのだ。

「幼いころから20代前半まで失敗続きだった」とも記しているが、実際のところ読者のなかにも、たどってきた人生の道を振り返ったとき、同じような思いを抱く方は少なくないのではないだろうか。

それは恥ずべきことではないし、そういうものなのだろうとも思う。

むしろ、“そこから先”が大切なのだから。著者も時間の経過とともに、「失敗には、呪いというより恵みのほうが多いことがわかってきた」のだそうだ。

たしかにそのとおり。失敗を受け入れていけば、その先に道はできるのだろう。さらに興味深いのは、本書のテーマである「交渉」の失敗にも同じことが言えるという指摘だ。

どうにか切り抜けることができた失敗からは、その後に役立つ貴重な教訓を得られたし、人生に失敗はつきものだと思えば、プレッシャーは消える。失敗は起きるものなのだ。
進んで失敗したいわけではないが、人生という旅の一部分として、それを受け入れることはできる。(「はじめに」より)
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