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「もしかして、うちの子って他の子と少し違うのかもしれない」
声をかけても、まったく聞いていないように見える。
他の子が自然にできることを、うちの子だけが苦手にしている。
ママ友や先生に相談しても、どこか話がかみ合わない。
「発達障害」「グレーゾーン」という言葉は気になる。
でも、すぐに認めるのは怖いし、できれば大ごとにはしたくない――。
そんな「言葉にならない違和感」を抱えながら、毎日の子育てに疲れ切っている親御さんは少なくありません。
脳科学をベースに、家庭でできる発達支援を提案してきた吉野加容子氏の新刊『
発達障害・グレーゾーン 子育て大変だと思ったら これ、言ってみて!』では、子どもの困った行動を「性格」や「わがまま」ではなく、「脳の特性」から捉え直す方法を紹介しています。
今回は本書から「不登校を問題行動とだけ見ないための視点」を紹介します。
家では落ち着いているのに、なぜ学校には行けないの?
「うちの子、反抗期がないんです」
そう思っていたのに、ある日、学校に行けなくなった。
親に暴言を吐くわけではない。家では比較的落ち着いている。
親子で激しくぶつかるわけでもない。
けれど、学校の話になると動けなくなる。
朝になると体が重くなる。制服を着るところで止まる。
学校に行く理由を聞いても、うまく言葉にできない。
親御さんとしては、戸惑うのではないでしょうか。
「反抗期なら、親に反発するものではないの?」
「家では落ち着いているのに、なぜ学校には行けないの?」
「これは甘えなのか、それとも何かのサインなのか」
不登校というと、学業不振、友人関係、家庭環境、心身の不調などが原因として語られることが多いものです。もちろん、それらはとても大切な視点です。
けれど、不登校を考える時に、もう一つ欠かせない視点があります。
それが、発達の視点です。
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