INDEX
「怠け」でも「わがまま」でもない、子どもに起きていること
筆者は38年間、教育の現場に携わってきました。この10年は毎年3000件以上の相談を受けていますが、その半数以上が不登校・登校しぶりに関するものです。しかも、年々増加しています。特に夏休み明けの9月は、悲痛な叫びにも似た相談が集中する時期です。
「朝、どうしても起きられない」「制服を着ようとすると涙が出る」「学校の話を出すだけでパニックになる」。こうしたお子さんの姿を前にして、冷静でいられる親御さんは一人もいません。
しかし、多くの相談を受ける中で筆者が感じてきたのは、登校できなくなった子どもは、「怠けている」のでも「わがままを言っている」のでもないということです。ただ、「心のエネルギー」が枯渇しているのです。
筆者はこれを「心のバッテリー理論」と呼んでいます。スマートフォンのバッテリーに例えると、今のお子さんの状態が驚くほどわかると思います。


※ログイン後、コメント入力が可能です。