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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

夏休み明け「学校行きたくない」に絶望する親へ…「少し元気になった」が実は一番危ない! 不登校《心のバッテリー80%の法則》

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不登校 ひきこもり 登校しぶり
夏休み明けは「朝、どうしても起きられない」「制服を着ようとすると涙が出る」「学校の話を出すだけでパニックになる」などの理由で不登校になる子どもが増える(写真:beauty-box / PIXTA)
  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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さらに深刻なのは、これを繰り返すと子どもが「少しでも元気になると、また苦しい場所に送られる」と学習してしまうことです。すると子どもは、回復すること自体を無意識に拒絶するようになります。

元気になりかけた途端に表情を消す、わざと調子が悪いふりをする。親からすると「せっかく元気になってきたのに、また後戻りした」と絶望的な気持ちになるかもしれません。しかしそれは怠けではなく、自分を守るための防衛反応なのです。

筆者の相談経験では、この「50%での再始動→悪化」を繰り返したご家庭ほど、回復までに時間がかかっている印象があります。だからこそ、「少し元気になってきた」タイミングで焦って動かさないことが、結果的には最短ルートになるのです。

なぜ50%ではなく「80%」まで待つのか

筆者が相談者の方々に一貫してお伝えしているのは、「安定して再起動するには、最低でも80%以上の充電が必要です」ということです。筆者はこれを「80%の法則」と呼んでいます。

なぜ50%や60%ではだめなのか。それは、学校が予期せぬストレスに満ちた「消費の激しい場所」だからです。友達とのトラブル、苦手な授業、先生からの指導。こうした不測の事態を笑って受け流すには、心に十分な余力がなければなりません。80%あれば、20%消費してもまだ60%残ります。

そして、80%以上溜まったときに現れる、ある決定的なサインがあります。それは、日々の雑談で少しずつチャージが進んでいくなかで、いつしか子どものほうから「暇だな」「何かやってみようかな」と口にし始めることです。

この「暇だ」という感覚は、一見するとネガティブに聞こえるかもしれません。しかし実はこれこそが、エネルギーが内側から溢れ出している証拠です。エネルギーが十分にあるからこそ「何かしたい」という意欲が自然と湧いてくる。ここまで来て初めて、「もし学校で嫌なことがあっても、自分は大丈夫だ」という安心感が芽生えます。

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