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そりゃ夜更かしできないわけだわ…年を取ると"朝型"に変わる「体内時計」の年齢変化と男性に"夜型"が多い生物学的理由

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居眠りする男性
「昔は夜更かしできたのに……」年齢を重ねると早く眠くなるのには理由があった(写真:しげぱぱ/PIXTA)

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「朝起きられない」のは、意志の弱さではなく生まれつきの「クロノタイプ」のせいかも? 年齢や性別で変わる体内時計の仕組みと自分らしい生活リズムを探るヒントを、明治大学教授の中村孝博氏の新著『知って得する、体内時計のはなし』より、抜粋・編集してお届けします。

みなさんは、「クロノタイプ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

少し専門的に聞こえるかもしれませんが、実はこの言葉、私たちの日常生活ととても深く関わっています。

クロノタイプとは、簡単に言えば、「あなたの体内時計が、朝型か夜型か」という体質の違いのことです。

たとえば、目覚まし時計がなくても朝早く自然に目が覚めて、午前中から元気に動ける人がいます。一方で、夜になるほど調子が上がり、朝はどうしても起きるのがつらい人もいますよね。

こうした違いは、「だらしない」「意志が弱い」といった性格の問題ではありません。生まれつきの体内時計のタイプの違いによるものなのです。

実際、研究からは、クロノタイプのおよそ半分は遺伝で決まっていると考えられています。つまり、「夜型になりやすい体質」で生まれてくる人が、一定数いるということです。

とくに思春期から若年期にかけては、体内時計が自然と後ろにズレやすくなります。若者が夜更かしをしやすいのは、スマートフォンのせいだけではなく、生理的に夜型に傾きやすい時期でもあるのです。

クロノタイプを知るツールMCTQ質問票

自分のクロノタイプを調べる方法として、よく知られているのがミュンヘン・クロノタイプ質問票(MCTQ)です。これはドイツの時間生物学者、ティル・レンネベルク(Till Rönneberg)博士によって開発された質問票で、実際の生活リズムをもとに体内時計のタイプを評価します。

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