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秀長が長生きすれば天下は安泰だった?《豊臣政権》が永続できなかった"本質的な問題"

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豊臣秀吉像(写真: かみゆ / PIXTA)

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「偶然の勝利はあれども、敗北はすべて必然」――BS11の人気歴史教養番組「偉人・敗北からの教訓」が、このほど一冊の本になった。番組ナビゲーターを務める歴史作家・伊東潤氏による『偉人・敗北からの教訓』だ。聖徳太子から西郷隆盛、大久保利通まで「敗者」を通して、現代のビジネスパーソンに役立つ教訓を読み解く一冊である。
対談相手は、偉人研究家で『戦国最高のNo.2 豊臣秀長の人生と絆』著者の真山知幸氏。大河ドラマ「豊臣兄弟!」によってあらためて注目を集める豊臣秀吉の戦略と失敗、そこから得られる教訓などについて語り合った。

豊臣政権が長続きしなかった理由

真山:大河ドラマ「豊臣兄弟!」は豊臣秀長にスポットを当てています。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とも言われる名補佐役ですけれども、実際はどうだったのでしょう。

伊東:その話の前にお聞きしたいのですが、なぜ豊臣政権は長続きしなかったと思いますか。

真山:秀吉には子どもが少なく、後継者の選択肢が少なかったのは理由の1つなんじゃないでしょうか。甥の秀次が自害したあと後継者となった秀頼は、最終的に徳川家康に追い詰められ、滅亡することとなってしまいました。秀頼は決して凡庸なタイプではなかったからこそ家康に警戒されたんでしょう。

秀吉はトップリーダーでしたが、もう少し早く重臣たちに権限移譲して側近を固めておけばよかったのではないかという気がします。

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