映画を観てからランチ、という予定だったので、朝イチの「デビューdeシネマ」を選びました。子どもが泣いたり、多少騒いじゃってもOKという、ファミリー向けの上映回です。
子どもたちのツッコミが、映画のスパイスに
この時ばかりは、普段はカップルが占有するペアシートも、赤ちゃん連れの若いご夫婦ばかり。50代と60代の私たち夫婦は、かなり場違いな感じです。
映画が始まって最初の盛り上がりは、うさぎが声を発するシーン。うさぎは日本語を喋らないキャラクターなのですが、あちこちから子どもたちの「キャー!」という歓声があがります。うさぎ、ものすごい人気。
ちいかわたちが乗り込む、白鳥の形をした船が登場しただけでも大きな笑いが起こります。子どもならではの笑いのツボが新鮮です。小舟がひっくり返る場面では、「死んだ?」と、絶妙な間合いで客席からツッコミが入りました。その一言につられて、大人たちからもクスクスと声が漏れます。
中盤には、暗闇に目が慣れたのか、通路を走り出す子も登場。子どもたちの集中力が緩み、劇場内がなんとなくザワついた感じに。ところが、物語が後半に入ると、客席が次第に静かになっていきました。子どもたちが物語に引き込まれていくのにつられるように、私たちも物語に没入していきます。
そして迎えたラストシーン。
シーンと静まり返った劇場で、隣の席の子どもが突然、
「こわい!」
と、大きな声で叫びました。
私もまさに「これ、ちょっと怖いな」と思っていたところだったので、その声に思わずビクッ。


※ログイン後、コメント入力が可能です。