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プロントの夜を変えた「キッサカバ」、社長に聞く6年目の現在地、「昼はカフェ・夜は酒場」創業から貫く"二面性"の進化

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ネオ大衆酒場の「キッサカバ」
ピンク色のネオンが灯るネオ大衆酒場「キッサカバ」はプロントが手がける(写真:プロントコーポレーション)
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「創業当時、サントリーでは、ウイスキーを世に広めるべくショットバーを拡大していました。ただ、高度成長期で高騰する家賃が悩みのタネで……。そこで、採算を取りやすくする狙いでカフェとバーを同一店舗で運営しようと考え、UCCとタッグを組んでプロントが生まれました」(杉山社長)

結果として、この“二面性”が競合と比較したプロントの差別化点となっていく。創業から約7年はプロントだけを運営していたが、デベロッパーの意向もあり、2004年から業態を広げ始めた。

現在、同社はプロントやワインの酒場「Di PUNTO」など4業態を主軸としている(写真:プロントコーポレーション)
多くのプロントは午後5時以降、店内の照明を落とした酒場に切り替わる(写真:プロントコーポレーション)

手を替え品を替えやってきた結果、現在はグループ全体で288店舗を運営する(2026年6月末時点)。主軸となるのは、「プロント」、終日セルフサービスの「E PRONTO(エプロント)」、ワインの酒場「Di PUNTO(ディプント)」、「和カフェ Tsumugi(ツムギ)」の4業態だ。

プロントといえば、「昼間からお酒が飲める」に加えて、「パスタがおいしい」といった口コミもチラホラ見かける。杉山社長にたずねてみると、「実は、数々のこだわりがあります。カフェチェーンの中でパスタを提供し始めたのは早い方だったと思います」と話した。

「パスタ」の評価が高いワケ

プロントがパスタメニューを導入したのは、1995年のこと。杉山社長は、「カフェチェーンが次々とパスタを導入し出した10年ほど前、『カフェのプロント化』と紹介していた記事があったことを覚えています」と振り返った。

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