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なぜ「ゆで太郎」のそばは37センチ? 22年黒字のチェーン店が"そば屋の世界でも話題にならない麺の長さ"にこだわる訳

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「ゆで太郎」店舗看板
「ゆで太郎」200店舗を支える、常識にとらわれない経営に迫ります(写真:アフロ)
  • 池田 智昭 ゆで太郎システム代表取締役

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後発ながら店舗数で業界トップに立ち、22年連続黒字を続ける「ゆで太郎」。その成長を支えたのは、「駅前一等地には出店しない」「職人は育てない」といった、外食業界の常識にとらわれない経営だった。
ゆで太郎システム代表取締役・池田智昭氏の著書『ゆで太郎の儲かる仕組み -22年連続黒字を支えるがっちり経営術 -』より、その経営の舞台裏を一部抜粋して紹介する。

職人ではなく再現性を育てる

町のそば屋と私たちの一番大きな違いは、職人との向き合い方です。

既存のそば屋とゆで太郎では、そばを作る工程の組み立てが大きく異なります。決定的に違うのは、1人の職人が最初から最後まで作るのではなく、職人の技術を仕組みにしていることです。

私たちは、「職人に依存しない店」を目指してきました。もちろん、一流の職人が打ったそばはおいしい。店ごとの個性も生まれます。しかし、その技術を1人に依存してしまえば、チェーン店として何百店舗も展開することはできません。

町のそば屋が一軒で商売をしているのは、一軒に1人の職人が必要だからです。私たちの課題は、その職人技をどう再現するかでした。その結果として生まれたのが、「専門家を育てる仕組み」です。

実は、ゆで太郎にも「製麺職人」という社内資格があります。製麺技術を身につけた従業員には、「製麺職人」のバッジが与えられます。

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