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なぜ「ゆで太郎」のそばは37センチ? 22年黒字のチェーン店が"そば屋の世界でも話題にならない麺の長さ"にこだわる訳

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「ゆで太郎」店舗看板
「ゆで太郎」200店舗を支える、常識にとらわれない経営に迫ります(写真:アフロ)
  • 池田 智昭 ゆで太郎システム代表取締役
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もちろん、お客様の多くはそんなことに気づきません。でも、それでいいと思っています。持ちやすい、すすりやすい、食べやすい。そう感じてもらえれば十分です。

私がこれまで慣習を変えてきた基準は、いつも同じです。

チェーン店で一番怖いこと

『ゆで太郎の儲かる仕組み - 22年連続黒字を支えるがっちり経営術 -』(ワニブックス)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

お客様にとって、本当に良くなるかどうか。おいしいことはもちろん大前提ですが、小さな改善を積み重ねて、少しずつ完成度を上げていきたい。その積み重ねが、チェーン店の品質を支えていきます。

チェーン店で一番怖いのは、味や品質がブレることです。1杯だけ120点のそばを作ることに意味はありません。毎日、全国どこの店でも90点以上のそばを提供できることの方が、ずっと大切です。

麺の長さを37センチに統一したのも、そのためでした。そば屋の伝統から見れば、「そんなことを気にしても意味がない」と思われるかもしれません。しかし、お客様にとって食べやすくなるのであれば、変えない理由はありません。

100年続いているものには理由があります。その価値は尊重すべきです。でも、「昔からそうだから」という理由だけで続いているものもあります。

私たちは、その違いを見極めたいのです。常識を疑い、おいしさと再現性、そしてお客様の満足につながるのであれば、迷わず変える。そばを37センチにしたことは、その象徴に過ぎません。

まとめ 常識ではなく、お客様を基準に考える

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