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真面目な子ほど"エナドリ"にハマる? 勉強や部活を頑張るための1本が「依存の入り口」に—精神科医が説く親の向き合い方

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エナジードリンクを飲む様子のイラスト
「みんな飲んでいる」……テストや試合前にエナジードリンクを飲む若者が増えています(画像:『「うちの子、依存症?」と気になったら知りたいことが全部のってる本』より、漫画・イラスト:ナカニシ ヒカル)
  • 松本 俊彦(監修) 精神科医/国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長
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私たちの脳内には一日の後半にかけて少しずつ「アデノシン」という、眠気を引き起こす物質がたまっていきます。カフェインには、このアデノシンの働きをブロックする効果があるのです

ポイントは、アデノシンを減らすのではなく、ブロックするだけということ。要するに、眠気や疲労感をただごまかして踏んばるのです。その間もアデノシンは脳内にたまり続けます。そのため、カフェインの効果が切れると、ためこんだ疲労感がいっせいに押し寄せるのです

しかも、摂取を続けるうちに感じられる効果が次第に薄れるので、使用量が増えていきます。エナジードリンクだけではもの足りなくなり、カフェイン錠剤や市販薬の過剰摂取につながるケースもあります。

カフェインの作用と脳の反応(画像:『「うちの子、依存症?」と気になったら知りたいことが全部のってる本』より、漫画・イラスト:ナカニシ ヒカル)

子どもがカフェインに頼るワケ

カフェインにハマるのは真面目だからかもしれない

依存のスタート地点には成功体験がつきものです。試験勉強に集中しようとしてエナジードリンクを飲んだら、深夜2時まで勉強できてテストの結果も満足がいくものだった―そのような体験があると「エナドリさえあれば乗り切れる!」と期待してしまいます

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